ダイエット中の女性必見!贅肉とお酒の関係!

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お酒

お酒はエンプティーカロリーだからいくら飲んでも太らない!って聞いたことがあります。でも、お酒をたくさん飲む人ってなんだか太っている印象がありますよね。だからやっぱりお酒って太るじゃないかなと思います。なので、今回はお酒と贅肉が付く関係について調べてみました。

お酒を飲んでも贅肉が付かないと言われている理由

お酒と贅肉の関係のイメージ画像

お酒が太らないって言われている理由は、お酒がエンプティーカロリーだからという意見のようです。実際どうなんでしょうか。

SNSで「エンプティーカロリー」で調べるとこの情報に対して本当なのってツイートが出てきますね。

エンプティーカロリーだから太らないは誤解!?

エンプティーカロリーだから太らないというのは、2つの誤解があります。1つ目は、お酒がエンプティーカロリーでないということ。正しくは、アルコールがエンプティーカロリーなんです。2つ目はエンプティーカロリーというのは、カロリーがないという意味ではなく、栄養素が含まれていないという意味です。お酒にはカロリーがあり、約7kcalと言われてます。

カロリーがあるから太るとは言い切れない!?

「カロリーがあるからやっぱり太る」っていうのも違う話なので、ややこしい話なんです。

高カロリーのものを食べていると太るという話を目にするのですが、カロリーが直接太る原因になるわけではないので、お酒を飲んでも太るとは言えないです。

詳しくはこちらの「春から始める贅肉を落とす生活習慣!春ダイエットで贅肉を落とし切る!」の記事で説明しています。

贅肉がつく原因は血糖値とインスリンが多く影響してるんです。

でも、間接的には影響してるので、すっごくややこしいんです。このへんは後述しますので、話を本題に戻します。

お酒を飲んでも太らないのか?太るのか?

その理由を探るための、贅肉がついてしまう原因を探ってみます。

お酒にはたくさんの糖質が含まれている

お酒に含まれる糖質のイメージ画像

太る原因は実はカロリーではなく血糖値とインスリンであると説明しましたが、影響を与えているのは糖質。単糖類、二糖類、少糖類、多糖類など種類がありますが、単糖類、二糖類に分類される、ブドウ糖、果糖、ショ糖などが太らせる原因となります。お酒には種類によってこれらの糖質が多く入っているものがあります。

梅酒

女性に人気の梅酒は、お酒の中で最も糖質が多いです。

  • チョーヤ梅酒 炭水化物:24.5g/100mlあたり
  • 限定熟成梅酒 炭水化物:37.8g/100mlあたり
  • さらりとした梅酒 スパークリング 250ml 炭水化物:8.0g/100mlあたり

日本酒

  • 純米吟醸酒 炭水化物:4.1g/100mlあたり
  • 吟醸酒 炭水化物:3.6g/100mlあたり
  • 本醸造酒 炭水化物:4.5g/100mlあたり
  • 純米酒 炭水化物:3.6g/100mlあたり

ビール

  • サッポロ生ビール黒ラベル 炭水化物:2.9g/100mlあたり
  • サッポロヱビスビール 炭水化物:3.0g/100mlあたり
  • アサヒスーパードライ 炭水化物:3.0g/100mlあたり

ワイン

  • 赤ワイン 炭水化物:1.5g/100mlあたり
  • 白ワイン 炭水化物:2g/100mlあたり
  • ロゼワイン 炭水化物:4g/100mlあたり

お酒以外の糖質量

  • オレンジジュース 炭水化物:10.7g/100mlあたり
  • グレープフルーツジュース 炭水化物:10.3g/100mlあたり
  • 白米  炭水化物 55.1g/茶碗一杯(150g)

糖質が含まれていないお酒

  • ウイスキー
  • テキーラ
  • ウォッカ
  • ジン
  • ブランデー
  • 焼酎
  • 泡盛

贅肉がついてしまう仕組み

贅肉を引っ張っている画像

お腹まわりや二の腕などについた贅肉。脂肪が付くのは、余分なエネルギーを蓄積し、食べ物がないときの予備の栄養として取っておくためです。なので、太ることは人が生き延びるための進化だと考えれます。

このしくみを支えているのがインスリン。

体を動かすエネルギー源として、糖質、タンパク質、脂質を使用しますが、一番始めに使われるのが糖質です。ですが、近年の食生活では、炭水化物や高糖質な食事が多く、必要以上の糖質を食べてしまっている人が非常に多いです。

余った糖質はインスリンの働きで、肝臓や筋肉にグリコーゲンという形で蓄積されます。食べてから時間が経ったり、運動をすると、糖質が体から不足しますので、グリコーゲンを分解して、糖に戻して、エネルギーとして活用します。

でも、グリコーゲンとして貯蔵してられる場所には限界があるんです。限界に達するとインスリンは脂肪細胞に、余った糖質を脂肪として貯め込むようになります。

これが贅肉がついてしまう仕組みです。

忘れてはいけないことですが、人は生きている上で常にエネルギーを消費しているということです。なのでダイエットでは代謝の高さが注目されているんです。代謝とは大雑把にいうと消費エネルギーのことです。人は基本的に糖質を優先的に消費していきます。

お酒を代謝する仕組み

アルコールを摂取すると、アセトアルデヒド、酢酸、水・二酸化炭素と代謝されていきますが、飲んだお酒をすぐに代謝できません。

代謝できなかったアルコールは体全身をめぐってエネルギーとして消費されます。

さきほど、糖質が優先的に消費されると説明しましたが、お酒を飲んだ場合、糖質よりも先にアルコールがエネルギーとして使用されるんです。

これがお酒を飲むと太ると言われる最も大きな要因です。

お酒を飲むと贅肉がついてしまう直接的な原因

お腹の贅肉を抑えている様子

ここが重要です。

「アルコールが優先的に消費されるということは、糖質は消費されないということです。そうすると、余った糖質はインスリンの働きで、脂肪細胞に中性脂肪としてストックされます。」

しかも、アルコールを代謝している肝臓に負担がかかります。余った糖質をグリコーゲンとしてストックできるようにサポートするんですが、お酒を飲んでいるとその働きが悪くなります。すると、グリコーゲンとしてストックできず糖質余りが起こり、中性脂肪として蓄えられてしまうんです。

お酒を飲むと贅肉がついてしまう直接的な原因は、「アルコールが優先的に消費されることによる糖質余り」と「肝臓機能が低下することで引き起こされる糖質余りなんです。

お酒を飲むと贅肉が付く間接的な原因

直接的な原因を説明してきましたが、お酒が太る原因は他にもあります。満腹中枢を刺激するレプチンというホルモンがあるんですが、お酒を飲むと分泌が抑えられてしまうようです。そのことで、食欲が止まらずにずーっと食べ続けてしまうようです。

アルコールのカロリーが優先的に使用され、糖質が余ってしまう状態で食欲が止まらなければ、その分贅肉が付きやすいということは容易に想像できますよね。

さらに、お酒を飲んだ後に食べたくなるラーメン。これは糖質の塊ですので、締めのラメーンを食べている方は注意が必要です。

こちらは食品に含まれている糖質量をまとめたものです。

食品に含まれる糖質量

贅肉をつける糖質食品、ラーメンの画像

野菜類

主食類

果物類

野菜などと比べて圧倒的に糖質量が多いのはもちろんのこと、白米や豚骨ラーメンの糖質量は75gくらいとのことなので、かなり糖質量が高いということになります。締めのラーメンだけでなく、締めの牛丼やお茶漬けも糖質がたくさん含まれているので注意が必要です。

ラーメンが食べたくなる理由

実はお酒を飲むとラーメンが食べたくなるには理由があるんです。お酒を飲むとトイレが近くなりますよね。お酒は水分なので、たくさん水分を取るとそれだけ、おトイレの回数が増えてしまうんです。

しかも、お酒を飲むと抗利尿ホルモンの分泌が抑えられてしまうので、そのことで一層トイレに行く回数が増えてしまうんです。

トイレにいく度に、塩分やカリウム、ナトリウムを排出しているので、回数が多いほど、体から流出し不足になります。

ラーメンにはこれらのミネラルがたくさん入っているので、美味しく感じ食べたくなるんです。

ですが、糖質は太る原因となりますので、食べるのは控えるようにしましょう。

贅肉がつきにくいお酒

基本的に蒸留酒には糖質は含まれていませんので、お酒を飲むなら蒸留酒を飲むようにしましょう。

蒸留酒一覧

  • ウイスキー
  • テキーラ
  • ウォッカ
  • ジン
  • ブランデー
  • 焼酎
  • 泡盛

お酒自体に糖質が入っていないだけで、蒸留酒にもカロリーは含まれています。優先して消費されることで糖質余りが発生しますので、贅肉が付きやすいというということは忘れないようにしましょう。

醸造酒はお酒自体に糖質が含まれていますので、糖質余りを加速させることになりますので注意してください。

お酒の中で一番太りやすいのは、梅酒とカクテルです。カクテルは何を飲むのかによって違いますが、ジュースを使用したカクテルは糖質が高くなりがちですので注意しましょう。

贅肉がつくにくい飲み方

ダイエットに適しているワインの画像

基本的にお酒を飲むことで太りやすいという事実は変えられないのですが、インスリンを分泌させる原因となる血糖値の上昇を抑えるお酒があります。

それはワインです。

ワインに含まれるポリフェノールは血糖値の上昇を抑えてくれる働きがあるんです。血糖値が上がらなければ、インスリンが脂肪を蓄えにくくなりますので、太りにくくなります。もし、飲むのであれば、ワインがいいかもしれません。

しかもワインは醸造酒の中では糖質量が控えめですので、飲みすぎなければいいかもしれません。

まとめ

糖質が高すぎる梅酒などはなるべく避けるようにし、飲みすぎない程度にお酒と付き合えるようにしたいですね。

もしお酒を飲むのであれば糖質が少ない蒸留酒を中心に、お水で割って飲みましょう。おつまみや締めのラメーンなども、ついつい食べてしまいがちですが、太りにくい食材を中心に食べるようにしましょう。

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